いやぁ世間で騒がれてますね。


ナニのレッドカード話。


色々な人たちが様々な意見を言っているようですが、ある意味どれも正しい部分がある。


僕の個人的な見解としては、


審判は試合の雰囲気などによって判断基準を左右されるべきではない。


ナニは故意であろうとなかろうと危険な行為をした。


以上のことによりレッドカードは特に問題なかったと思っています。



結果として人数が一人減り、試合が壊れてしまったのは非常に残念ではありましたがしょうがない事です。




そして今回、ファーガソン監督がこんなにも判定に対する批判的な態度をとっているのも理由があります。


まぁ憶測でしかありませんが、ようはチームと自分のメンツのためです。


エースのルーニー、そして前試合のリーグ戦で圧倒的な活躍を見せた香川をスタメンから外したファーガソンの采配はある種ギャンブルでした。(香川はともかく)


だれもが「えっ?」と目を疑うような采配でしたが、いざ蓋を開けてみると試合はユナイテッド有利に運んでいきます。


この時点でファーガソンはしたり顔をしていたのですが、皆さんご存じの通りナニの退場。


このまま負けたらファンに、その的中していたはずの采配をボコスカに叩かれます。


これはまずいと思ったファーガソンはファンの矛先をなにか他のものに向ける必要に迫られこういった態度になったというわけです。


こうすることによって、チームは叩かれず、ファーガソンは同情され、ナニは蚊帳の外になります。


失うものは・・・・罰金くらいでしょうか?


そして恐ろしいのは、CLのトーナメントやリーグ戦は終わっていないためおのずとすべての人々が気持を切り換えるということです。


本来ならファーガソンほどの名将がちゃんと見ていたら、「スパイク裏で蹴っちゃダメ!ナニ!」となっているのは分かっているはずなので、激情タイプと言われるファーガソンさんはファン心理のコントロールがうまいんだなぁとあらためて思いました。


ピッチ外の戦略はなかなかに学べるものではないと思うのでこちらも見ていて面白いなぁと思うのでありました。


PS:11人対11人で見たかった!!!ここだけは残念!ナニのバカ。